あかちゃんが欲しい。

●JWCコラム「不妊と喪失体験」を更新しました。

 http://ameblo.jp/jinnai-womens/

わたしは月に3回、自由が丘の「陣内ウィメンズクリニック」というところでカウンセリングのお仕事をさせていただいています。

 

こちらの先生は「こころの状態」と「不妊」の関係をとても大切に考えてくださっている方で、患者さんもリラックスした気分で治療を受けていらっしゃいます。

 

治療のストレス、ひとりで抱えているのは本当に辛いものだと思います。そんなみなさんのサポートが出来たらと、先生とお会いするたびに何度もミーティングを繰り返しています。

 

そうそう、カウンセリングの効果かどうかはわかりませんが、カウンセリングを受けた後に妊娠報告を聞くこと少なくありませんよ。まあこれは単なる偶然かもしれませんけど、いずれにしてもこころはラクなほうがいいに決まってます。

 

 

こころと不妊の関係。

ここで詳しくお話ししようと思ったのですが、少し前から「陣内ウィメンズクリニック」でコラムを書かせてもらっているので、そちらをご参照ください。

 

赤ちゃんが欲しいなと思った時、なかなか出来ないなと思った時に、少しでも力になってあげたいと思ってクリニックをopenしました。

体のことはもちろん、“妊娠”を考え始めてからは心のことも密接に関連してきます。

そのバランスのとり方ひとつで方向を間違えてしまう可能性も出てきます。

私の仕事は、その正しい方向に導いてあげることに尽きます。

 

これからも丹野さんと一緒に、一番心と体に優しい方法を模索しながら、もっともっと楽しく妊娠できることを提案していきたいですね。

 

 

                             陣内ウィメンズクリニック

                                 院長 陣内 彦良

 

 

 

●陣内ウィメンズクリニック 

http://www.jinnai-womens.com/

 

「Dr.j'sブログ」から私のコラムへ進めます。 

 

 

 

●「赤ちゃんができにくいこと」と性格の関係。

「不妊」という言葉はあんまり好きじゃありません。

まだ妊娠していないだけなのだから「未妊」という言葉を使っていきたいなーと、いつも思っています。

 

「赤ちゃんが出来にくいこと」と「性格」。

そんなバカなと思われるかも知れませんが、私は6年間現場でカウンセリングをしてきて「未妊」と「その方の性格傾向」というのは関係が深い気がしてなりません。

一言で性格と言っても明るい性格とかおとなしい性格とか、そんな単純なタイプ別のことを言っているのではなく、そうですね、正確に言えば「その方の性格を構成する一部の決断」(詳しくは、禁止令のタブからご覧下さい)が関係しているような気がするのです。

 

その中でも主な決断について、ちょっとお話ししてみようと思います。

 

 

「存在するな」

自分の存在自体を否定的に捉えてしまっている禁止令です。

自分自身の存在(すなわち、命を持っていきること)にネガティヴな感覚があるわけですから、

漠然とした自信のなさや、生きていることに対する罪悪感、重くなれば死んでしまいたい感覚を感じる方もいらっしゃいます。

自分の存在(命)の関わってくるものですから、健康にも関連も深く「未妊」への影響があると考えるのは不自然ではないと思います。

自身の命に対する感謝の気持ちこそ、新しい命を育むためにいちばん大切なものなのかもしれません。

 

 

「女性であるな」

自分の女性性を否定的に捉えてしまっている禁止令です。

妊娠・出産は女性の特徴的なライフイベントです。自身の女性性を否定してしまっていては、女性としてのライフイベントを体が受け入れられないということも考えられます。

この禁止令の特徴としては、女性らしい行動や言動が苦手(たとえば、スカートがはけないなど)であったり、つい男性と戦ってしまう、甘えられない、などの男性性をイメージするような行動を好むこともあげられます。

 

 

「セクシーであるな」

性的に成熟してはいけないという禁止令です。

セックスに対して嫌悪感や、怖さ、罪悪感などが主な特徴としてあげられます。

とくに、自然に妊娠を望む方でセックスに抵抗がある方などは、こちらの禁止令の存在が妊娠を遅らせているかもしれませんね。

 

 

「成長するな」

大人になってはいけないという禁止令です。

妊娠・出産は大人にしかできません。もちろん、この禁止令は心理的なものについての示すものですが、心の成長が出来ていないことにより妊娠する準備が出来ていないということも十分に考えられます。

この禁止令の特徴として、見た目や行動が子供っぽいという部分もあります。

 

 

以上、まずは4つの禁止令についてご紹介しましたが、この禁止令はカウンセリングで解決することができます。

また、少しスピードは遅いですがイメージトレーニングでも軽減できると思います。

 

私はこのようなカウンセリングを受けられたクライアントさんが妊娠されたという報告も何例も頂いています。もちろん、カウンセリングで妊娠すると言っているわけではありません。

ただ、何もしないよりは可能性が上がるのではないかと・・。 

 

なので、禁止令と「未妊」、関係があるような気がしてならないのです。

 

 

もしこれを読んでくださっている皆さんが、今お話しした禁止令について「あ、私これかも?」と気がつかれるようなことがあったら、私を含むお近くの再決断カウンセラーに相談してみてください。 きっと何かお力になれると思います。

 

 

もちろん、陣内ウィメンズクリニックでもこのようなカウンセリング(イメージトレーニングが中心となりますが)を行っています。

 

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

  

●こんなふうに変わりました。

35歳女性 たまこさん

丹野さんとは、通っているクリニックでお会いしました。
結婚して3年、不妊治療を始めたことがきっかけで、夫婦関係が壊れそうになってい
るときでした。
不妊治療はどちらに原因があっても、女性側に負担がかかってしまいます。
だからこそ、それを主人に支えて欲しくて、精神的に追い詰めてしまっていました。
「これ以上治療を続けることは辛い。しばらく別居したい。離婚も考えている」と言
われました。

自分にとっては突然の展開で、どうしていいかわからない時に丹野さんのカウンセリ
ングを受けました。
誰にも話せない辛い気持ちや現状を聞いてもらい、自分の気持ちを一緒に整理し、
主人に対してどう対応したらいいのかのアドバイスをしていただきました。
すると、その次のカウンセリングの後あたりから、主人の態度が変わってきたんで
す。
それは「私が変わったから」だと言われました。

他人を変えることはなかなかできません。
でも、自分を変えることはできる。だけど、そう簡単に変わるのは難しいですよね。
そんな時、丹野さんのアドバイスは、「相手にこう言われた時は、こんな風にしてみ
たらどうですか」という、
とても無理のない優しい提案で、なかなか変わることのできなかった自分を後押しし
てくれました。

また、人はこういう心理状態の時はこういう行動を取ってしまうなどという
専門家ならではの分析も、とても勉強になりました。
視野が広がり、器も大きくなった気がします。
不思議なことに、いままで主人に対して「許せない!」と思っていたことが許せるよ
うになりました。

いまは主人とも信頼関係を取り戻し、仲良くやっています。
治療も続けているので、この先、また壁にぶち当たることもあるかと思いますが、
そんな時はまた話を聞いてもらいにいきたいと思っています。

最後に、カウンセリングでいちばん大切なことは、そのカウンセラーさんを信頼でき
るかどうかだと思います。
丹野さんはちょっと年上の経験豊富(!)な優しい友だちといった雰囲気で、
こちらが身構えることがないのも、私に合っているのかなと思いました。

カウンセリングにちょっと抵抗がある方も、友だちや先輩に相談するつもりで会いに
行ってみてください。